化粧品成分を知る

防腐剤が安全?安易にパラベンフリーの化粧水を選ばない方が良い

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かずきち

かずきち

メンズ美容メディアPEPEPEMEN/ペペぺメン編集者。30代/子供2人/ 20代に蓄積された肌のダメージを後悔。でも同じような思いを若い男性にはしてほしくない。10年後も若くてぴちぴちな肌を保ち続けてほしいため、メンズコスメ開発を決意。 肌の悩みや、スキンケアについて配信していきます!

なぜパラベンが安全と言われているのに、パラベンフリーが主流になってきているのでしょうか?

パラベンは防腐剤の主流になっていますが、あるメーカーが「ブチルパラベン」を細胞実験をしたときに「刺激がある」という報告が上がったんです。

それがメディアやSNSなどによって「パラベンには刺激がある」ということが消費者に根付いてしまい、「パラベンフリー」が消費者の安心材料として生まれたのです。

実際にパラベン類はアレルギーを引き起こす可能性があるということで、「表示指定成分」として表示が義務づけられています。

実際に、化粧品としてヒトの肌につける濃度や量であれば問題がないという結果も出ておりますし、今ではメタルパラベンが主流になってますので安心と考えてもよいでしょう。

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パラベンフリー:防腐剤はなぜ安全なのか?

たくさんの化粧品にパラベンは配合されておりますし、私が今まで使ってきた化粧水なんかにも防腐剤は当たり前のように配合されています。

ですので、100%安全とは言い切れませんが、ほとんどの方は間違いなく安全に使えます。

逆に防腐剤入りの製品で問題が多発すると、製造禁止や使用禁止になるのが当たり前ですので、安全と言えるでしょう。

なぜ防腐剤が必要なのか

防腐剤には殺菌作用があり、これによって化粧品の成分を維持しております。

逆に言うと、防腐効果が無いと化粧品は腐ります。

もっと言えば、エキスや精油、セラミドなどの良く聞く高価な成分がたくさん入っていても、防腐剤が配合されていないと菌が繁殖しやすくなるので、腐りやすくなります。

さらには、「防腐剤フリー」や「パラベンフリー」と謳った化粧品の多くは、有効成分や保湿成分などが少ないため、『化粧品本来の効果』を得られにくくなります。

つまり、化粧品に防腐剤が入っているのは、

  • 化粧品を腐らないようにしている
  • 化粧品本来の効果を得られやすくしている

こういった理由から、必須といえます。

実は、防腐剤無添加は「安心安全」ではない?

これまで説明してきた通り、パラベンなどは製品を腐らせないためのものです。

勘が良い人はお気づきだと思いますが・・・

なぜ、防腐剤無添加なのに製品が腐らないのか

ということが疑問だと思いませんか?

確かに矛盾していますね・・・

じゃあどうやって腐らないようにしているんだろう・・・

腐らないように『別の何か』を入れているんでしょうか?

その通りです。

先に、化粧品の品質について簡単に説明しますと・・・

一般的に、化粧品は3年以上品質が保証できるように設計されているので、パラベンなどを入れることによって消費者が安心して長く使えるようにしております。

正確には、

『未開封で3年以上品質が保証できるものでないと製品にできない』と法律で決まっています。

 

 

ただし例外として、『3年以上品質が保持できない場合は、消費期限を記載すれば製品として認められる』ことになっております。

食べ物と同じ感じですね。

実際に防腐剤無添加の化粧品で、消費期限が書いているものはあります。

しかしながら、無添加の製品で消費期限が記載されていないものも多くあるんです。

「無添加製品」は防腐効果を有する成分で代用している

実は、防腐剤以外にも防腐効果を有する成分はたくさん存在します。

厚生労働省が定めている「化粧品基準」に載ってある成分のことを、防腐剤と呼んでいます。
化粧品基準

  • パラオキシ安息香酸エステル(=パラベン)
  • フェノキシエタノール
  • オルトフェニルフェノール

などは、化粧品基準に載っているものはそう呼べます。

これらが配合されていなければ、「防腐剤無添加」と言えるわけです。

つまり、「防腐効果を有する成分」によって防腐剤の代わりをしているのです。

化粧品の保湿剤としてよく使われる、

  • エチルへキシルグリセリン
  • 1.2-ヘキサンジオール

などには殺菌効果もあり、これらが防腐剤の代わりとして使われていることがあります。

ただし、これらの成分は刺激が強いんです。

それに、化粧品のベース剤にもなる成分ですから、防腐効果を持たせるとなると化粧品そのものに刺激のある成分が高濃度で配合されてしまいます。

防腐剤であれば0.1%程度の濃度で十分なのに、これらは多いもので5%配合しないと同等な効果が得られないものもあります。

例えばパラベンであれば、0.1~0.2%程度の配合量であり、お肌に与えるダメージも少ないですが、「防腐効果を有する成分」を3~5%も配合すると、お肌への刺激を与える可能性は十分あります。

つまり、無添加のものを安易に選ぶと、『肌への刺激が強くなりやすい』ということです。

「肌が荒れるから”無添加”に変えたら、さらに肌が荒れてきた!」

というのもあり得るということですね!

防腐剤の種類でも、刺激があまりないものもございますので、そちらを選ぶようにすればよいと思います。

結論:防腐剤入りの化粧水は安全

結論、防腐剤入りの化粧品はお肌に安全だということです。

私も敏感肌でアレルギーを引き起こしやすいお肌ですが、パラベンやフェノキシエタノールが配合されている化粧品で肌トラブルを生じたことは無いですし、今も使い続けています。

これからは、敢えてパラベン入りの化粧品を選ぶべき???

その考えの方が安全性は高いです。

今回説明した通り、無添加やオーガニックを安易に選ぶよりかは、パラベン入りを素直に選んだ方が安全と言えます。

逆にオーガニック製品を選ぶ際は、安易ではなくしっかりと成分を理解して選ぶべきです。

多くのメーカーさんは、「お客様の安全」を第一に考えてますので、そういった目線で商品選びをしてみても良いかと思います。

「どれが防腐剤なのか?」

「どれが防腐効果の代用をしている成分で、使っても肌に安心なのか?」

などなど、

商品選び等でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください^^

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