肌について学ぶ

洗顔後の冷水はただ毛穴をしめるためではない。本当の理由とは?

肌について学ぶ

洗顔後に冷水をかけるのは、毛穴の引き締めなんですよね?

その説は間違いではありませんし、洗顔後にお肌に冷水をかけることは効果的だと考えます。

ただし、毛穴を引き締めるというよりかは、『肌表面の温度を下げて、乾燥を防ぐ』方が正しいと思っています。

肌表面の温度を下げて乾燥を防ぐ?

私にはちょっと難しいです・・・

それでは、「冷水をかける本当の理由と効果」についてわかりやすく解説しますね。

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洗顔後の冷水の目的は、肌表面の温度を下げて、乾燥を防ぐため

洗顔後に当たり前のように冷水で肌をしめる方が多いと思います。

それに、

「何のためにやっているのか?」

と正確に答えられる方はほとんどいないのではと思っております。

これは、

肌表面の温度を下げて、乾燥を防ぐために行っています。

引用:https://ameblo.jp/rik01194/image-12358098147-14144372427.html

洗顔後の肌表面温度が下がれば乾燥を防げるのか?

洗顔後の肌表面温度が高いと、

熱を外に出そうとして温度を下げる(=気化熱)機能が働き、

水分も一緒に蒸発するので乾燥してしまいます。

そこで、冷水で肌表面の温度を下げておくことで、気化熱による乾燥を抑えることができます。

 

分かりやすく言うと・・・

やかんに入った水を沸かすと水蒸気となり、

やかんの中の水は少なくなりますよね?

これが、お肌の水分の蒸発と同じ原理です。

 

やかんを沸かして、やかん自体に冷たい水をかけて、

沸騰温度の100℃※まで到達しなければ水蒸気にならないので、

理論上やかんの中の水は減りません。
※正確には大気圧力によって沸点が変わるので100℃でない場合もありますが、ここでは分かりやすいように100℃としています(^^;)

冷水でさますことでお肌の水分をなるべく蒸発させないようにしている、

すなわち、乾燥を抑えることができる。

というわけです。

蒸発して乾燥する原理は分かりました。

ではなぜお肌の水分は、100℃じゃないのに蒸発するのですか?

どこのサイトを調べても、「お肌の水分が蒸発して乾燥する」としか書いていないのですが・・・

鋭い質問ですね。

ちょっと専門的な話になりますが、沸点までいかなくても「水分子の繋がりが切れる」ことで水は少なからず表面から蒸発しています。

ここで話すと長くなるので、ぜひ「水分子 蒸発🔍」でググってみてください。

水分子 蒸発
検索

100℃でなくても蒸発する理由は、『湿度』にも大きな関係があります。

冬は空気中に含まれる水分量が少ない(=湿度が低い)ので、お肌の水分が奪われることがありますね。

「冬に濡らしたタオルを干しておくと乾く」のとお肌は同じ原理です。

ここまで説明していただけると分かりやすいです!

冬は空気温度も湿度も低いので、余計冷水でお肌を冷ましてあげないと乾燥しやすいのですね。

それに、今思えば「洗濯物を乾かす時も水分は無くなる」と同じく、水は乾きますもんね。

冷水は乾燥だけでなく「炎症」も抑えられる

また、冷水によって肌の炎症を抑えられる効果も期待できます。

これは、打撲やたんこぶができたときに冷やすのと同じです。

血流を抑えることで炎症を鎮静できますよね。

物理学上、温度が下がることで圧力も比例して下がりますので、

血圧が下がることにより血流が抑えられるわけです。

私のように髭剃りで良く血が出やすいお肌には、

冷水をかけると傷口が広がらなくて良さそうですね。

つまり洗顔後にお肌に冷水をかけることで、

  • 乾燥を抑えられる
  • かゆみや炎症を抑えられる
  • 傷口を抑えられる

このような効果が考えられます。

冷水で毛穴が閉まると化粧水が浸透しないのはウソ?

よく、

「冷水で毛穴をしめると化粧水が入らないんじゃないか?」

と思っている方がいるかと思います。

また、LINEでもこのような声をいただくこともあります。

実は、毛穴に化粧水は浸透しません。

毛穴というのは↓

このような感じで、お肌側から

・4層の表皮

・真皮

・皮下組織

があります。

見ていただく通り、毛穴には真皮や皮下組織、毛細血管などがつながっております。

毛穴の中には「皮脂腺」が存在しており皮脂が充満していますし、

角質と皮脂の混ざった「角栓」で蓋をされています。

よくスキンケア商品のイメージ図で↓

このように、

「毛穴の中まできれいに洗えてスッキリ!」

なのをよく見かけますが、

実際にはあり得ないんです。。。

毛穴の表面上の角質や角栓が多少とれただけで、

根っこまで取れることは無いです。

 

それに、毛穴がスッキリして何もない状態だと、

日々蓄積される雑菌や、

化粧品に含まれるアルコールやそのほか防腐剤、お肌に優しい有効成分なんかが、

血流に入ると大変危険です!

(そもそも毛穴の中がすっぽり抜けると、皮下組織から繋がっている毛細血管から血が出続けますよね・・・)

角栓は毛穴を開く元になるため嫌われるのですが、

実はお肌を守るのにある程度無いとダメなんです。

化粧品はあくまで、肌表面にある角質層をケアするためのものなので、

浸透するのも角質層までとなります。

なので、毛穴が開く開かないは、

化粧品を浸透しやすいかどうかとは全く関係がないということです。

 

つまり、冷水によって毛穴が閉じていても化粧水は角質層へ浸透しますし、

毛穴が開いていても、角質層への浸透量は変わりません。

毛穴なんて無視して良い!と思っています。

冷水でしめて乾燥を防ごう

結論:冷水の本当の効果は「肌の乾燥を防ぐため」であり、毛穴の状態は化粧品の浸透に関係しない。

ということです。

お風呂で洗顔すると、お風呂から出た後との湿度の差が大きくてお肌の乾燥が早いので、お風呂の中でお肌を冷水でしめましょう。

5秒程度サーっとかけるだけでOKです!

そしてお風呂から上がった後すぐに、化粧水をつけると乾燥を少しでも防げると思います。

乾燥に悩んでいる方や、肌が荒れやすい方はぜひ実践してみてくださいね^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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