肌について学ぶ

【コロナ対策】マスクでニキビができる原因は?

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かずきち

メンズ美容メディアPEPEPEMEN/ペペぺメン編集者。30代/子供2人/ 20代に蓄積された肌のダメージを後悔。でも同じような思いを若い男性にはしてほしくない。10年後も若くてぴちぴちな肌を保ち続けてほしいため、メンズコスメ開発を決意。 肌の悩みや、スキンケアについて配信していきます!

現在、コロナウイルスが蔓延しており「マスク」は欠かせない存在ですよね。
マスクをつけているとどうしても気になるのが『ニキビ』
ずばり、ニキビができる原因は、

  • マスクの素材
  • 唾液が肌に触れる

主にこの2つです。
今回は、この2つの原因と対策について解説します。

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ニキビを防ぐ対策は「立体型コットン素材」のマスクにする

先に結論を申しますと、マスクでニキビや肌荒れで悩まされている方には、「コットン素材」のマスクがおススメです。

コットンと言うと、

まさに、アベノマスクのようなガーゼマスクがそうです。

ですが、アベノマスクの欠点は、肌へに密着率が高いところです。

ですから、肌への密着が少ない、

https://www.cuore-amore.jp/shopdetail/000000000234/

このような、『立体型コットンマスク』を選びましょう。

そして、できれば「着用したままにしない」ということが、最大のニキビ・肌荒れ対策です。

私もアトピー持ちですが、使い捨ての「不織布マスク」をつけると痒みが出て荒れていたのですが、立体型コットンマスクに変えてから荒れることはほとんどなくなりました。

マスクを肌へ密着すると良くない

マスクを長時間、肌へ密着させると悪化します。

この理由は2つあります。

  • 不織布マスクの素材
  • 呼気がコットンマスクに染み込みやすい

ひとつずつ詳しく解説します。

不織布素材は化学繊維であり肌に合わない人がいる

不織布素材は水分を吸いにくく、通気性が良くない性質があります。

ですから、つけているとマスク自体に水滴ができた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは、

  • 自分自身が持っている菌を外に出さない
  • 外的物質を口を経由して体内に取り入れない

といった、マスク本来の目的を果たすために、設計されているからです。

確かに菌をバリアする目的では不織布は向いていますが、「お肌を労わる目的」とは言えません。

そもそもマスクはお肌を労わるためではなく、菌から守る目的で作られていますから。

また、不織布は原油から作られた化学繊維であり、これがお肌に合わないという方が実際いらっしゃいます。

以下の図のように、

マスクの4つ角はお肌に密着しやすく、

喋ると擦れる箇所ですから、

このあたりニキビができたり、

荒れたりする場合は、

「化学繊維が肌に合わない」ということに結びつきますし、

「化学薬品」などが含まれている化粧品なんかも、お肌に合わないと考えるのが合理的です。

不織布マスクの中にコットンを入れたニキビ対策を目にしますが、結局肌に触れる素材が擦れて触れると荒れるので、私個人の見解ではあまり意味がないと思っております。

唾液の強い殺菌力がニキビ・肌荒れの原因に

マスクが肌への密着が良くない理由として、「呼気に含まれる唾液」が原因です。

唾液には、ラクトフェリンやアグルチニン、ヒスタチンなどのウイルスや細菌の増殖を抑えるための強い殺菌力が備わっております。

口内の炎症や荒れを防いでいるのは、潤いと強い殺菌力のおかげなんです。

先ほどもお伝えした通り、

不織布素材は通気性と吸水性が良くないため、

マスク内で密閉空間となり、

唾液に含まれる強い殺菌力によって、

肌の皮膚常在菌が殺菌されて雑菌への抗体が無くなります。

要するに、「唾液が肌につくと荒れる」と思っていてもらえばよいです。

 

一方のコットンマスクは、天然繊維でできており通気性もよく吸水性にも優れているので、肌が荒れないようにも思えます。

しかし、たとえコットンマスクでも、吸水や通気するスピードは口から出る呼気の排出スピードには到底及びません。

ですので、

アベノマスクのように肌へ密着しているものだと、吸水した呼気が直に肌へと伝わるので、唾液がもろに肌に付着し、結果荒れへと繋がります。

また、マスクを外した時に外気に触れて乾燥により水分が失われることで、お肌のシステムにより皮脂は自然と分泌されます。

この皮脂が過剰分泌することよって、ニキビが生成されます。

つまり、唾液によって

  • 肌荒れ
  • ニキビ

の2つを引き起こすということです。

ニキビ・肌荒れを防ぐには、立体型コットンマスクが良い

これまで解説してきたことをおさらいすると、

  • 不織布素材は通気性・吸水性が悪いし、荒れやすい人がいる
  • コットン素材は通気性・吸水性が良い
  • 肌へのマスク密着は少なく
  • 唾液によって、肌荒れとニキビを引き起こす

このようになります。

唾液の分泌やマスクを外す行為を無くすのは不可能ですが、

  • 肌が唾液に触れる時間を減らす
  • マスクの素材を変える
  • マスクの形を変える

ことは可能です。

これを、実現できるのが、『立体型コットンマスク』だと思っております。

メリットとしては、

  • コットンなので、通気性が良く吸水性が良い
  • 肌への密着が少ない
  • 洗える

この3つです。

洗濯の際は、おしゃれ着用などで使われる「中性洗たく洗剤」を使いましょう。

一般的なアルカリ性洗剤だと、マスクに付着して顔が荒れる場合があります。

コットンは天然素材なので、化学素材よりも繊維が柔らかく、毛立ちによる刺激も少ないので比較的肌荒れは起こりにくいといわれております。

アトピーである私も肌荒れしていないですから。

肝心な、『肌が唾液に触れる時間を減らす』点については、

  • できるだけ着用したままにしない
  • 1日2回以上付け替える(午前と午後)

これでOKです。

なので、立体型コットンマスクを1日2~3個持ち歩いていれば良いでしょう。

不織布マスクはコロナにより希少性がとても高く、2500円/50枚(=50円/1日)とかなり価格もお高いですが、多様性のあるコットンや、綿でできた布は今でも安く広く売られております。

ちなみに、UNI〇LOさんの『エアリズムマスク』は、1000円/3枚で、20回洗って使えるみたいなので、

【エアリズムマスク】
・1枚あたり約333円

・1日あたり約17円
つまり、『エアリズムマスク』の方が使い捨てマスクよりも経済的に良いですし、肌にも良いですのでおすすめですよ。

結論:立体型コットンマスクを使おう

ニキビ・肌荒れ防止として、

  • 立体型コットンマスクを使用
  • 1日2回以上取り換える
  • できるだけ着用しない

この3つを行えばよいです。

極論、マスクを付けてニキビができても、マスクをつけない環境下になると自然と治りますし、今回ご紹介した方法が使えるので確実にお肌は改善されます。

ですから、医療従事者の働く環境で、『少しマスクを外す時間を作る』だけで、体の休息と心への余裕、そしてお肌への改善ができるのではないでしょうか。

これにより、少しでも悩みがある方にとってお力になれれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

マスクを変えるだけでなく、習慣を見直す方法でマスクニキビ(マスクネ)を解消する方法はこちらから

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