化粧品成分を知る

ミネラルオイルとは?化粧品に含まれていて肌に悪い?

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かずきち

メンズ美容メディアPEPEPEMEN/ペペぺメン編集者。30代/子供2人/ 20代に蓄積された肌のダメージを後悔。でも同じような思いを若い男性にはしてほしくない。10年後も若くてぴちぴちな肌を保ち続けてほしいため、メンズコスメ開発を決意。 肌の悩みや、スキンケアについて配信していきます!

ミネラルオイルをご存知でしょうか?

”ミネラル”という響きから、一見すると肌に良いのでは!?

と想像する方も多いかと思います。

実は、あまり肌に良いとは言えないんです。

今回は、ミネラルオイルと肌の関係性について解説いたします。

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ミネラルオイルとは?

ミネラルオイルは鉱物油とも呼ばれます。

鉱物油と聞くとあまり肌によくないイメージがありますよね。

鉱物油とは、石油を加工してプラスチックやその他化学製品を作ったあとに出る廃油のことを言います。

廃油を肌につけるってあまり良い印象を受けないと思います。

ですので、ミネラルという一見良い響きに聞こえるものでも、実際にはあまり良いものではないということになります。

ミネラルオイルを肌につけるとどうなる?

”鉱物油”という名前のイメージがあることから、あまり肌に良い印象を受けない成分です。

実際に、1970年代に鉱物油中の不純物が原因で、肌に色素沈着などのトラブルが多発したとの報告が上がっております。

現在では精製技術が進歩しているので、比較的安全性の高い物が使用されおりますが、実験データやエビデンスが無いのが実態です。

つまり、肌に安全とも言い切れないですし、肌に悪いと言い切れない成分というわけです。

化粧品の成分表示名はここに注意しよう

一般的な化粧品成分表には”ミネラルオイル”という記載はなく、「ワセリン」や「パラフィン」と記載される場合があります。

ですので、ワセリン=ミネラルオイルと思って貰えれば分かりやすいかと思います。

ワセリンやパラフィンが悪いというわけではなく、特にワセリンなんかは赤ちゃんでも使える比較的安全な物でできておりますので、ミネラルオイルもワセリン同様な安全というイメージを持っても良いのではないでしょうか。

ミネラルオイルのデメリット

鉱物油にはデメリットが存在します。

それは、肌に残りやすく、吸着性が強いところです。

化粧品成分ですので、あまり”肌に浸透”という言葉は相応しくありませんが、肌に残る以上、肌へ浸透しない=あまり効果を実感できないということになります。

それに、肌に残りやすいということは、ニキビやその他肌トラブルにも繋がる可能性があります。

つまり、ミネラルオイル入りの化粧品を肌につけても、あまり効果があるとは言えず、肌が悪化する可能性があるということになります。

安心して化粧品を使うには

ミネラルオイルは石油由来のものであるということがわかりました。

それに、肌にとってあまり良いとは言えない成分であることも分かりました。

つまり、無理にミネラルオイル入りの化粧品を好んで選択する必要は無いのでは?と思っております。

特に、敏感肌や肌に悩まされている方にとっては、安心安全を考えた場合に、「鉱物油フリー」の製品を選ぶ方が良いのではと思っております。

〇〇フリーに騙されないで!

最近良く「パラベンフリー」などと呼ばれる、◯◯フリー製品が広く販売されております。

確かに「パラベンフリー」と聞くと安心安全で、肌に良さそうなイメージがありますよね。

実は、◯◯フリー=安全、ということでは無いんです。

敏感肌やデリケート肌の方は、無添加やオーガニックを選びがちですが、選ぶ際の注意点もありますので是非こちらの記事もご覧ください。

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