化粧品成分を知る

エコサートコスメとオーガニックコスメの違いは?

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かずきち

かずきち

メンズ美容メディアPEPEPEMEN/ペペぺメン編集者。30代/子供2人/ 20代に蓄積された肌のダメージを後悔。でも同じような思いを若い男性にはしてほしくない。10年後も若くてぴちぴちな肌を保ち続けてほしいため、メンズコスメ開発を決意。 肌の悩みや、スキンケアについて配信していきます!

最近肌に優しいと言われているオーガニック化粧品。

敏感肌や肌に悩みのある方は、無添加コスメや、今ではエコサート認証のある製品が好まれています。

しかしながら、無添加とオーガニックが混同したり、エコサートとの違いが難しい・分かりにくいと感じている人も多いかと思います。

実は、この違いを知ることで、もっとお肌に対するケアができるのです!

今回は、無添加やオーガニック、エコサートコスメの違いについてご紹介します。

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エコサートとオーガニックの違いとは?

エコサートコスメとオーガニックコスメの大きな違いは、天然由来成分や有機成分配合量です。

オーガニックコスメは、天然由来や植物由来、有機成分などが含まれており、肌に良いイメージがある反面、販売元メーカーが「オーガニックコスメ」と認めれば、消費者もそのように認識されてしまいます。

例えば、

天然由来成分や有機成分が1%しか配合されていなくても、オーガニックコスメと謳えるということです。

 

一方のエコサートコスメは、有機成分の配合量が一定以上でないと製品として認められておらず、それらの配合量は、

・95%が天然由来成分であること

・植物原料の50%は認定された有機原料であること

などの厳しい基準が設けられております。

決められた成分の配合量が一定基準を超えて作られたエコサートコスメでないと、広告や販売等で「エコサート」と謳うことはできませんし、日本エコサート認証機関がこれを認めていません。

エコサートとは?

エコサートとは、フランスを拠点とするオーガニック認証機関のことです。

今や、世界のオーガニック基準のスタンダードとも言われており、多数の国で多くの信頼を得られている認証機関の代表的存在です。

日本にはオーガニック基準がない

日本にはオーガニック認証機関がなく、その基準も存在しません。

先ほどお伝えした通り、少しでも植物エキスなどの天然由来成分が配合されていれば、オーガニックコスメと言えます。

注意していただきたいのが、石油由来成分も配合されている可能性があるということです。

オーガニックでもミネラルオイル(鉱物油)や石油由来成分が配合されていると、その成分によって肌に合わない場合があります。

エコサートコスメは95%以上が天然由来成分でできておりますし、石油由来成分配合量も一定量以下でしか配合してはいけないため、安心を求める人にはオススメです。

無添加とオーガニックの違い

無添加製品をよく耳にするかと思います。

実は、無添加製品とは「何らかの成分が配合されていない製品」のことであり、特に基準といったものがない呼び方なのです。

よく聞く添加剤とは、エタノールや着色料、合成香料や防腐剤、紫外線吸収剤など様々です。

これらが全て配合されていないから無添加というわけではなく、今の日本の基準では、何か一つが配合されていなければ無添加と謳えるわけです。

例えば、

  1. アルコールフリー
  2. 防腐剤フリー
  3. 着色剤フリー

この3つのうち一つでも配合されていなければ、無添加製品と言えますし、実際にこのような製品は多数存在します。

一般的には、エタノールやパラベン、合成着色料、合成着色料、防腐剤などが配合されていないものが「〇〇フリー」と謳われ、「無添加」と呼ぶことが多いようです。

無添加を求めている人にオススメなのはこれ

無添加やオーガニックなど、とにかく肌に優しいコスメを選ぶ方には、エコサートコスメがオススメです。

なぜなら、しっかりとした基準をクリアしたものであること、さらに、世界的な信頼と認証を受けているコスメだからです。

日本には、たったの数十社しかエコサートコスメを製造できる工場の取り扱いがなく、日々しい管理や監査をクリアした企業・工場のみが製造できる権限が認証機関より与えられます。

とは言え、無添加製品でも、口コミ数が多かったり、楽天ランキング1位など、良い製品も多いのは事実ですので、それらを選択するのは決して間違いではないと思います。

何にせよ、販売メーカーの見せ方や戦略、ポリシーに乗っかるのではなく、自分に合ったコスメを選び、心から安心と思える製品を使うことが大切です。

「Instagramの〇〇さんが使っているから欲しい!絶対肌に良い!だから使おう!」

というのは否定しませんが、自分でその製品が自分のお肌に合うか合わないかを見極めることが大切だということです。

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