かずきち
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スキンケアを変えたとたんに
肌の調子が悪くなってしまいました。
このまま使い続けるべきか・・・
それとも、今すぐにでも買えた方が良いのか・・・
そのようなご相談をいくつか受けたことがあります。
「化粧品が肌に合うか合わないかの見極め」って難しいと思われがちです。
しかし、あるちょっとしたことで案外簡単に見極めることができます。
今回は、化粧水が肌に合わないときの対処法と見分けるコツについて解説します。
化粧水が肌に合わないときの対処法と見分けるコツ
スキンケア商品を変えた直後に肌が良くなくなることはよくあることなので、
すぐに
「化粧品が悪いから変える!」
といったことはしなくてよいです。
お肌は一時的に悪化するも、それは肌が良くなる前兆ということもあるので、使っているうちに自然と肌の調子が良くなるケースがあります。
それ、聞いたことあります。
スキンケアを変えたばっかりは、
肌の調子が悪くなるのは避けられない道なんだとか・・・
スキンケアをチェンジすることで、どうしても肌の皮脂バランスや洗浄効果が変化しますので、それに合わせてお肌の調子も悪くなります。
しかしながら、ヒトの体は使っているスキンケア自体の洗浄力に対応する機能(=順応)しますので、自然と肌の調子は元通りになってくるんです。
でも実際に、お肌に合わなくて荒れるという方がいらっしゃるのは事実です。
多くの方は、
「荒れたけどすぐに治るから大丈夫」
「ヒリヒリするのは慣れっ子」
と安易な考えをお持ちかもしれません。
そのうちお肌が良くなるからとはいえ、荒れた状態をそのまま野放しにしてスキンケアを使い続けると、いずれ取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。
一体どうすればよいんですか!?
やはり見分けが難しい・・・
そうですよね。
少しでも簡単に悩みを解決できるように、
今回は、
「お肌が一時的に悪化するも、その後自然と良くなる場合」
「化粧品がお肌に合っていないのですぐに変えた方が良い場合」
この2つの見分け方を解説していきますね。
見分けるポイントは、「荒れるか」「荒れないか」
例えば、化粧水をお肌につけたときに、
「ヒリヒリする。痒い!」
と感じる場合。
この場合は、化粧品に含まれる成分がお肌に合っていない可能性が高いので、すぐに使用をやめるべきです。
特に使い初めてすぐに、このような症状が出る場合は、
- アトピーによる接触皮膚炎
- アレルギー性皮膚炎
の疑いが非常に高いです。
アレルギーやアトピーの場合は、「使っていたら自然に治る」ことはほとんどあり得ません。
ですから、悪化する前に使用を中止するようにしましょう。
それと比較的皮膚が薄く刺激の受けやすい、
- 頬回り
- 目元
- 口回り
が荒れたり赤みが出やすいので、
このあたりの部位に症状が出た場合は、
「配合されている成分によって刺激があった」と判断してよいでしょう。
なので、次選ぶ化粧品も「成分」に注意して選びましょう。
実は私もお肌にアレルギーがあるんです。
以前、使っていた化粧水によって、頬に痒みが出たり赤くなることがありました。
使っている成分が合わなかったのか、
別のスキンケアに変えたところ、頬の痒みや赤みは無くなりましたね。
そうなんですね!
てっきりお肌に悩みが無いのかと。
ちなみに、「どの成分」がお肌に合わなかったのですか?
いろいろと模索して『エタノール』が原因ということが分かりました。
それ以降、エタノールフリーの化粧品を使うようにしています。
ニキビができたからと言って「お肌に合わない」わけではない
よく、
「ニキビができたから化粧水が合わなかったのか」
とニキビ発生を理由に、化粧品を変える方がいらっしゃいます。
しかし、化粧品を変えてできるニキビは一時的なものが多いので、自然と治るケースが多いです。
ニキビができる要因は、
- 皮膚常在菌の増加
- 皮脂量の変化
主にこの2つによって引き起こされます。
例えば、殺菌力の強い洗顔料を使っていたとすると、
それに合わせてお肌の皮脂分泌量が整えられるので、
仮に殺菌力の弱い洗顔料に変えると、
お肌の皮脂分泌機能が乱れてしまいます。
この皮脂分泌の乱れによって皮脂を餌とする皮脂常在菌が増殖して、
結果的にニキビが発生します。
つまり、肌が現在の化粧品に順応してくると、自然とニキビも治っていくのです。
ですから、ニキビができたからと言って、
「化粧品が合わなかった」
「もう少したっぷり皮脂を洗おう」
などを行うと、逆に肌が順応しなくなり皮脂分泌が乱れますから、
少しの間様子を見るのが理想です。
どうしてもニキビが大量発生する場合は・・・
しかしながら、ニキビが広範囲に発生し痛みを伴う場合は、スキンケアを見直す必要があります。
これは前項で説明した原理と同じなのですが、
肌が乱れやすい方に良くみられることがあります。
例えば皮脂常在菌で言えば、
毎日洗顔料で朝昼晩と3回洗顔していたが、
翌日から洗顔をお湯のみにチェンジした!
とか、
殺菌力の強い成分の入った洗顔料から、
殺菌力の無い、無添加の洗顔料に変えた!
など、
洗浄力によって変わる皮脂バランスが乱れると、肌もつられて悪化します。
いずれ順応してくると自然に治るのですが、
あまりにも変化変化が多かったりすると、治るのも遅くなりますし、
これによって「ニキビ治らないよ~」と悩みの花が元気に咲いたままになってしまうのです。
ですからあまりお肌に与えるのは、変化をつけすぎずに緩やかに行いましょう。
洗顔においては、
朝昼晩の3回行っていた洗顔を、まずは2回に減らすとか、
殺菌作用のある洗顔料は、とりあえず2日に1回使用してみるとか、
今までお肌に与えていたことを少しは続けることが大切です。
すぐに効果は表れませんが、根気強く時間をかけていけば、いずれ治っていきます。
化粧水が合わないときは「痒み」or「ニキビ」で判断
基本的にお肌に合わないと感じたときは、
ニキビ発生・・・様子見しよう!(一時的なバランスの乱れ)
このように見極めればOKです^^
難しいようで、意外と簡単ではないでしょうか?
これを覚えておくと、
仮に「今までずっと同じ化粧水を使っているのに荒れてきた」のであれば、
化粧品の成分に原因があるのではなく、別の原因ということでしょう。
もしかすると、洗顔料に原因があるかもしれませんし、お洋服の柔軟剤の成分が原因かもしれませんよね。
「痒みが出たけどどの成分が合わないのか?」などなど・・・
少しで気にかかることがあれば、お気軽にご相談ください。
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